nutanixに代表されるハイパーコンバージドインフラ(HCI)が登場した経緯とは
Nutanix, 基礎知識Nutanixのサービスに含まれているハイパーコ�…
HCIの主要製品「nutanix」と「VMware」の比較
Nutanix, 基礎知識HCIの主要製品である「nutanix」と「VMware」はどのような違いがあるのでしょうか。
「VMware」については、VSANがリリースされ、新機能が注目されています。
今回は、「nutanix」と「VMware」の性能を比較してみたので、利用を検討している方は参考にしてみてください。
VMware社のVSAN6.2の新機能について
VMware社がリリースしたVSANの新機能はvSphere、vCenter、Site…
ITインフラのハイパーコンバージドとコンバージドの違い
ITインフラ, Nutanix, 基礎知識近年では利用されている件数が多いことから、名前を聞く機会が多いハイパーコンバージドですが、以前からあるコンバージドとは、どのような違いがあるのでしょうか。今回は、ITインフラであるハイパーコンバージドとコンバージドの違いについて解説していくので、参考にしてみてください。
ハイパーコンバージドとコンバージドの境界
サーバーやストレージの選定を行う上で欠かせないのがハイパーコンバージド。多様化や大容量化が進む中で、ハイパーコンバージドを導入している企業が増えています。その中で、ハイパーコンバージドと以前からあるコンバージドでは、どのような違いがあるのでしょうか。
まずコンバージドの場合は、システムを構成する各コンポーネントが単体のサーバー・ストレージ・スイッチといったネットワーク機器です。システムラックに収まり、設定が完了されれば出荷するという流れになっています。そのため、稼働状態にあるシステムを見るだけでは、コンバージドなのか各コンポーネントがラックに収まっているだけなのか、判断することができません。
ハイパーコンバージドの場合は、ストレージが独立したコンポーネントからサーバー内蔵に変わります。そのため、Webサーバーのように複数のサーバーだけでラックを埋めているような見た目になるのが特徴です。ハイパーコンバージドは、Software…
Nutanixのバックアップ体制をご紹介致します!
Nutanix, 基礎知識IT関連のデータなどは、常に脅威やリスクが付きまといます。そのため、データ保護のために、バックアップを取り、大切なデータを守ることが重要です。今回は、Nutanixのバックアップ体制について、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。
Nutanixのデータ保護機能
IT関連のシステムやサービスを提供しているNutanixは、ソフトやストレージがなくても、元々備わっている機能だけで様々なリスクに対応することができます。どのような保護機能が実現されているのでしょうか。
Nutanixで守ることができるデータ範囲
Nutanixのデータ保護機能は、様々なリスクに対応できる管理ツールが備わっています。小規模災害や大規模災害の際に、災害対策のソリューションを持っているだけでなく、RPO(目標復旧地点)・RTO(目標復旧時間)ごとに、データ保護のソリューションがあるため、トラブルを予め想定した上で、大切なデータを守ることが可能です。
Nutanixのバックアップ体制について
可能マシンのトラブルについて、Nutanixでは安全にデータを保護する機能が備わっています。SLAを想定して、必要なデータ保護・DRを簡単に構築することが可能です。データ保護を行うために、追加ライセンスや長期の構築作業が必要ないのも、Nutanixの特徴になります。
データの冗長性が高い
Nutanixには、今までのストレージのように、RAIDでのデータ保護機能は搭載されていません。その代わり、Replication…
HCIのSoftware-Defined Storage技術とは
ITインフラ, Nutanix, 基礎知識現在IT関連のシステムでは、多様化・大容量化に伴って、データ基盤に見直しが行われています。その中で、HCIの特徴である「Software-Defined…
ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)製品の特徴
ITインフラ, Nutanix, 基礎知識ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)は、革新的な製品として販売され、Nutanixの知名度を上昇させるきっかけになりました。今回は、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)製品であるNutanixの特徴を紹介していきます。
ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)とは?
2012年に、Nutanixが提供したハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)は、今までIT業界では当たり前の構成であった3Tier構成の問題点を改善するサービスとして、革新的な技術として注目を浴びました。
そもそも、3Tier構成と言われる3階層モデルの問題点は、サーバー・ストレージ・ストレージ用ネットワークから構成されることで、初期導入の際に大型のシャーシモデルを導入する必要があるなど、コスト面での課題です。理想的で運用自体には問題が少ないことから、導入しやすいシステムとして導入することが多かったのですが、コスト面での敷居が高いことで、導入できる企業などは限られていたといえます。
他にも、複雑な構成が必要であることから、個々の要望に応えた構成を行うために、時間やコストが余計にかかってしまうことが難点です。各機器のコンパチビリティ確認など、手間がかかることから、導入を断念したという企業もあります。
また、構成が複雑であることから、リソース拡張が困難というのも3Tier構成のデメリットです。性能拡張についても限界があり、ストレージのコントローラーなどは、性能を向上させるのが無謀といえるほどでした。管理についても、複数製品を管理しなければならず、人員を割くことで、余計にコストがかかってしまうこともあります。トラブル時の切り分けを行うことを想定すると、さらに手間がかかるでしょう。
そんな問題を改善するために、SANやNASといった、外部共有ストレージを利用しない業界標準のx86サーバーに搭載されたローカルのSSDやHDDをソフトウェア機能で統合したハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)が導入されました。
ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)は、X86ベースの各物理ノードに、CPU・メモリー・ディスク・ハイパーバイザーが格納されているという特徴があります。これにより、必要なリソースを必要なタイミングでノード増設が可能です。
必要なリソースを自分のタイミングによって、ノード増設を行うことができることから、3Tier構成で発生していた初期投資の問題を解決することに成功しています。技術は、Software…